期待値を下げる生き方
HSPは生真面目な人が多いように思う
期待値を上げるものの
物の見事に期待を裏切られ
ショックのあまり
暫くは頭の中がその悩みでいっぱいになる
他のことに手が付かないなんて日常茶飯事だ
それをみて他人は好き勝手ものを言う
そんな陰口を世界一早く察知して
さらに凹む凹む凹む
負の連鎖の完成だ！
なんて生きづらい世の中なんだ...
ずーーーーーっとそう思ってきた
私ももっと上手くやりたいのに
もっと器用に立ち回りたいし
もっと人とも上手く付き合いたいし
もっと上手くコミュニケーションだって取りたい
もっともっともっと...
もう止めよう
高望みして出来なくて絶望するのは散々だ
比較する世界線から降りさせてくれ
自分で期待値を下げることはできる
できることから始めよう
理解されようだなんて思わない
そんなのは傲慢だし無駄だ
期待値を下げることは
少なくとも私にとっては生きる為に必要な手段だ
ならば堂々とそのカードを切らせてもらおう
人は自分の見た世界
自分の感じた世界でしか
世界観を語ることは出来ないし
肌感覚で理解し合うことなんて不可能だ
期待値を下げる生き方を実践しよう
自分の生き方は自分で決める
周りに合わせる必要なんてない
周りと違ってもいいじゃないか
子供の頃は散々個性が大事だと言っといて
社会人になってからは無個性を強いられ
決まり切った生産性と言う物差しで評価される
個性？糞食らえだ
新卒の頃にそう感じたのを今でも覚えてる
もう闘うことに疲れたんだよ
２０代を通じてやっと辿り着いた着地点
HSPが生きやすい世の中なんて待ってても絶対に来ない
ならば自分で、自分の手で探り当てるしかない
HSPはもっと我儘に生きていい
HSP属性の人は感情にとかく機敏だ
自分の感情だけでなく他人の感情にも
例えば、同僚が怒られていたとしよう
それを見かけた貴方は何を思う？
HSPではない人はおそらく
「あー怒られてるよ...可哀想に」
「仕方ないなーフォローしてやるか」
「うわーあいつ何かやらかしたのかな？」
まあ、こんな感じだろう
一方、HSP属性の人は何を思うかと言うと
まるで自分が怒られてるかのように感じ
緊張し萎縮する
何なら手汗もでる
共感覚とでも言うのだろうか？
一つの刺激が他の刺激も呼び寄せる
厄介な能力を秘めている
この能力をもっと有効に使いたいものだ...
標題に戻るが
HSPは人の感情を気にし過ぎる傾向が強い
顔の表情一つや行動を瞬時に察知して
その人が不機嫌なのかを判別できる
ある意味...
危機管理能力としては優秀だろう
だが消耗する
通常の人より能力を使うためかw
体力も気力も精神力もすり減るのが早く疲れ易い
「そんなの気にしなきゃいいじゃん！」
１００万回ぐらい言われた言葉だが
それが出来れば既にやってるわ！
気質を変える事は絶望なまでに難しい
だからこそ私は思う
もっと我儘に生きるべきだと
遠慮なんか必要ない
HSPは少し自己主張し過ぎかな？
と思えるぐらいが実は丁度いい
権利の上に眠るものは保護に値しない
どこかで聞いたことがある格言
どうやらお人好しは生きるのに向いてないらしい
鈍感力と共に鍛えていきたい
安定を求めたら辛くなった話
HSPにとって仕事選びは筆舌に尽くし難いほど重要で
仕事選びでミスると人生を詰むことになる
これは冗談でも大袈裟でもなく
心からそう思う
新卒で就職する際
特にこれと言った取り柄もなく
やりたい事も見つからなかった
そんな私は無難そうな事務職を選んだ
高給＜安定派
志向だったので
公務員という選択が真っ先に思い浮かんだ
これが大きな過ちの始まりだったんだが...
と言うのも
公務員は確かに安定性抜群で給与も決して悪くない
安定性志向の人種からすれば是が非でも就きたい職種だろう
でもHSPの人にはお勧めしない
特にストレス耐性が低いと思っている人には
日々多くの人と関わり
クレーマー対応も定期的に発生する
公的機関のクレーマーは一番たちが悪い
公僕だから何をしても許されると思うようだ
物を投げて逮捕者がでたこともあった
何時間も居座りずーと机を叩いて恫喝してくる人もいた
私は複数の公的機関を経験しているが
どこも似通っており
規模の問題でもないことに気がづいた
HSPの特性を十分に加味した上で選ばないと
私のように困ったことになり兼ねない
安定を求めるなら仕事に求めるのではなく
自分自身に求めるのが一番いい
仕事はその時々の人間関係に左右される
でも自分自身が安定していれば
揺らぐことはない
自分の中での確固たる軸を持つこと
それは精神的な支柱でもいいし
経済的な支柱でもいい
安定は外部に求めたらいつか揺らぐ
自分の中に見出すものだ
自戒を込めて
HSPのまま生きていく
標題を決めるのに大した時間はかからなかった
私は私のままでいい
私がHSPならそれも受け入れる
私は私だから
随分と遠回りもしてきた
世間とのギャップに苦しみ
溝を埋めるのに必死だった２０代
生きていく為に必死だった
そんな自分をこの先も一生続けていくのか...
そう考えると先が真っ暗になる
無理して自分を偽って生きていくのは正直しんどい
誰だってそうだ
もう止めにしよう
そう決めた
HSPであることを受け入れてからは少し楽になった
人と違うことも気にならなくなった
厳密に言うと気になるのだけど...
もう、いいやーってw
投げやりな気分に近いかもしれない
それでも私は生きることを選んだ
時々、あーってなって自分が嫌いになるけど
それも含めて人生だよね
それでいいじゃん
そんな風に思うようになってる
少しは前進しているのかな
前進していればいいな
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自己紹介
アラサーで転職歴２回
公的機関でのお仕事を２箇所
医療機関でのお仕事を１箇所
このブログが誰に読まれるのか
誰に届くかなんて分からない
もし同じ境遇にいる人が見つけてくれたら
そんな人に寄り添えるブログでありたい
